くろかさです。

遅れ馳せながらですが、

ちょっと前に話題となった「電通」の過労自殺について
少し語ってみたいと思います。


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実は、この悲しい事件に関して記事を書くことに、
私は少し躊躇いを持っていました。


・・・というのも、
彼女が遺した呟き・・・

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これらが、

以前の私と全く同じ言動でゾッとした

というのが大きな理由です。


事の顛末を調べていくたびに、

まるで、

社畜時代の自分を一からリピートしているようで

凄く嫌な気分でした。

(そうでなくても、もちろんいい気はしませんが・・・。)


人間、鏡をずっと直視しているのは結構しんどいものですが、
それと似た感覚です。


ただ、この事件は私にとって大きな転機にもなりました。

過去の自分と向き合うきっかけにもなったし、

私が、誰に、何のためにこうして情報発信をしていくか、
確固たる軸を改めて考えさせてくれた事件でもあったのです。

ご本人のご冥福を祈りつつ、
今回のように、社会に殺される人が一人でも減ることを祈りたいと思います。


電通 過労自殺したのはエリート中のエリート。 勝ち組とは何??



事件の顛末を簡単に説明しますと、


エリートぞろいの大手一流広告企業の「電通」に、

昨年春に入社した女性社員(24)が、

入社後わずか9ヶ月の12月(しかもその日はクリスマス)に、

突如、自ら命を絶ってしまいました。


その件に関して、この2016年秋、

被害者遺族の働きかけもあり、ようやく労災認定が下りた・・・


その過程として、

労働基準監督署の調査
ご本人の遺したTwitterやLINEの記録などから、

電通のずさんな労務管理の実態
(ストレートに言えば超絶ブラック企業だったことが)
明らかになったというわけです。


何より衝撃的だったのは、


自殺した女性社員は、

あの東大を卒業し、誰もが羨む一流企業に入社。

誰が見てもエリート街道まっしぐらの

いわば「勝ち組」であったはずの人間だったことです。


2浪してせいぜいB~Cランク以下の大学に入ったのが関の山、
就活でも散々負けまくって、
挙句人気業界でもないブラックに入社して散々な目に遭った
どっかのアフィリエイターとは格g・・・ゲホゲホ



一般に、ブラック企業というのは

「そんなところにしか入社できなかった低スペのお前が悪い!」

みたいな風潮もまだまだ根強く、

事実、私もそう考えて受け入れようとしていた時期もありました。



しかし、今回の件を考えるに、



もはやどこへ行こうが、どんな一流企業に入ろうが、

どれだけ本人の能力があろうが、

こういう事態は普通にありえるのです。




一時人気だった公務員も、最近は次第に人員削減や世論の煽りを受け、

次第に残業も増えています。

熊本地震では激務のあまり自殺者が出たり、

休日返上で働いた分の超勤手当てをもらっただけで批判される


という、苦しい状況が続いています。


さらに、少子高齢化によって働き手は少なくなっているにも関わらず、
高齢者の増加によって、労働者一人にかかる負担は増える一方。

つまり、今後はどんな業種でも、
ブラック化していく可能性は非常に高いです。


(逆に、仕事が無くなって失業する可能性もある)


もはや、負け犬勝ち組だとか、
本人の努力や能力がどうだとかといった、

個々人に矮小化できる問題ではないのです。


労働問題とは、日本全体が本気で取り組むべき問題なのです。


「残業するのは能力のせいだ!」

そういう一面も絶対無いとは言いませんが、

基本、そういうことを平気で言っちゃうのは
だいたいブラック企業です。

社会や会社が意図的に流している、
労働に関する会社の責任を転嫁するための方便に過ぎません。


昔はそれで通用しましたし、私の職場も昔はもっと酷かったそうです。


しかし、時代はどんどん変わっています。

今回の事件もそうですが、

これまでのそういったゴマカシが通用しなくなってきているほど、


日本の勤務体制がヤバいということが周知されつつあるのです。



だから、残業や仕事が終わらないことで苦しんでいる方も、
決して自分を責めないで欲しいです。

もちろん、全部社会のせいにしろとは言いません。

しかし、海外から総じて叩かれまくっている日本の労働体質が

「一切悪くない」なんて、

口が裂けても私は言えませんね。



何より、個々人=労働者だけを責めていては、
会社は自分たちの労務管理が駄目だなんて反省は一切しませんし、
そこから生まれるのは更なるブラック企業しかありません。


ちょっと話がそれましたが、

いずれにせよ、


どこへ行こうがブラック勤務体制は普通にあり得る

日本の労務体制自体、
もはや全体的に見直さなければならないレベル



ということは明らかです。

脅すわけではありませんが、もはや、

日本にいる限り、
何かしらブラックな要素は覚悟しておかなきゃ仕事なんかない。

それが世界から見ていかに異常だとしても。


という結論に達してしまいます。

「勝ち組」というのをどう捉えるか、
意見の分かれるところではあると思いますが、

たとえ年収1000万オーバーでも、

一日15時間働いて休日も返上・・・

本当にこの人生は幸せなのでしょうか??


ましてや、それ以下の年収で残業代なし、
休日なし、定時?なにそれ?みたいな会社もワンサカあるのです。

そりゃあ「働くために生きてるみたいだ」という嘆きも出てきます。


「働いたら負け」


まさか、かつて多くの人の笑いものになっていたこの言葉を、

こんなにも重く受け止める日が来るとは


実際ブラック企業で働くまでは夢にも思っていませんでした 汗


逆に、一部で噂されるように、労働が殆ど機械化されて必要無くなり、
日本中に失業者が溢れかえる・・・なんてことになったら、
「労働ってなんだったの?罰ゲームの類?」
と、なりますよね・・・。

労働者に希望は無いのでしょうか・・・



彼女が死なずに済んだ方法はないのか



前章では、

電通のみならず、
日本全体の労働者がいかに酷い状況におかれていて、
いかに危ういものであるかを話してきましたが、

「希望を捨てない者にのみ勝機は訪れる」という
某大河の台詞どおり、

電通の女性社員が死なずに済んだ方法はなかったのか?


それを考えてみたいと思うのです。


奇しくも、私が退職した時期と

彼女が命を絶った時期は全く同じ。

年齢も、入社の時期も同じ。


お互いブラック企業で働いており、
休日出勤・残業80時間なんて当たり前。

最悪お泊り・タクシー帰りも普通にあったのです。




彼女とは美味い酒が飲めたかも知れませんね・・・ 


そして、最後は


エリートの典型だった彼女は死を選び、

私のような負け犬は、
何だかんだで生き残ってしまったわけです。


本当に、他人事とは思えないのです。


どうして彼女は死ななければならなかったのか、

どうして私は生きているのか、


その分岐点がどこで生まれたかを考えることは、

決して無意味ではないと思います。



彼女をダシに使うようですが、

同じようにブラック企業に苦しんだ者として、

被害者がこれ以上増えないため。

その想いをもって記事を書きたいと思います。


つづく・・・ 


くろかさ


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